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このページについて
このページでは開発・配布しているアプリ「ポケモンPvPツール」の使い方とかを書いてます。
はじめに
このアプリはポケモン対戦初心者の自分とそのお友達用に、「ポケモンの育成目安とか覚える技とか、ダメージ計算ができるツールセットが欲しい」という要望から生まれました。
自分が最後にプレイしたポケモンゲームはORASで、その時も個体値や努力値や技などの知識はあり、(一応)対戦で使えるような素早さ0ギルガルドとかめざ氷持ちとか育成はしていましたが、肝心の対戦には全く興味がなかったので一切出番はありませんでした。
お友達は第9世代のSVが初めてプレイするポケモンで、個体値とか努力値の存在は当然知りませんでした。技の物理/特殊と攻撃/特攻の関係もですね。
そんな完全初心者と対戦未経験者同士で対戦するうちに「もしかして対戦って楽しいのか?」という気付きがあり、その対戦をするために使えるアプリがあったらいいよねってことで作り始めました。
更新履歴
11/22 バージョン2.0で新たに配布した物を元に書き直しました。
12/1 iPadに対応したバージョン2.1.2を配布しました。
12/10 ポケモンカード対戦で使えるダメカン管理機能を追加しました。
主な機能
主な機能は以下の通りです。
- ポケモン検索
- わざ検索
- 1:1のポケモン比較
- 1:多の素早さ比較
- 1:多の簡易ダメージ計算
- 1:1の詳細ダメージ計算
- ポケカのダメカン管理
それぞれ機能を色々と追加し、大幅に改変したのでそれも踏まえて新たに紹介していきます。
ポケモン検索
従来の検索機能に色々と追加しました。その一覧が以下です。
レギュレーション対応
対戦レギュレーションで使用可能なポケモンとそうでないポケモンを確認できるようにしました。
複合タイプでの比較
これまでタイプ1か2のどちらかに特定のタイプを含むポケモンだけを表示という形式でしたが、2タイプ設定できるようにしまいた。それに伴い、同じ複合タイプのポケモンを全て表示するように変更しました。
長押しによる複数の機能
検索機能に色々と集約するために、長押し機能をつけました。それぞれのポケモンの行を長押しするとメニューが出てきます。
それぞれの簡単な使い方は以下の通りです。比較→前のバージョンにあった、1:1の比較機能です。種族値/特性/素早さ関係/覚える技の比較と、新たに指数の比較を追加しました。
スクショでは切れていますが、下の方までスクロールすると素早さ関係の結果が出ています。持ち物や追い風、マヒなどの様々な条件を設定することでどちらが早いのかをみることができます。素早さ関係表→選んだポケモンの色々な条件ごとの素早さを計算し、その結果が全ポケモンと比較して早いか遅いかをみることができます。サブスク利用者はランク補正+2までみることができますが、そうでない方は天候特性と最速スカーフ、準速、4振りなど限定的な比較結果のみをみることができます。
赤色になっているのは「選んだポケモンより素早さ実数値が1高い」ポケモンとその条件です。黒色は同条件、青色は「選んだポケモンより素早さ実数値が1低い」ポケモンとその条件です。他にも最速スカーフ、4振り、準速-2などの条件を選んで結果を見ることができます。広域ダメ計→選んだポケモンの選んだ特性/技を全てのポケモンに対して使ったとき、どの程度のダメージが見込めるのかを一括で計算して取得する機能です。
この計算の条件ですが、攻撃側/防御側ともに計算で使用するステータスの個体値/努力値はともに最大で、性格補正は含めていません。条件を細かく設定して計算結果が知りたい方は詳細ダメージ計算の方を使ってください。あくまでもおおよその目安を知る機能です。アプリ内の説明を表示で細かい説明を見ることができますが、一部の特性は計算済みです。
詳細ダメージ計算→従来の1:1のダメージ計算機です。ただしバージョン2.0以降は双方向計算が行えるようになっています。これを作ろうと思った理由は単純で、「攻撃側と防御側でいちいち入れ替えるのが面倒」というのにつきます。変数の管理も大変だし、いっそのこと入れ替える処理要らなくねってことで双方向計算でやろうということになりました。
ステータスの調整はそれぞれ選んだポケモンの名前の下にある調整ボタンを押して行います。次に特性や技を選ぶところですが、これは今までのバージョンとそこまで差はないと思います。計算タイプは通常タイプ、テラスタル、ステラの3種から選ぶことになります。その下は特性と持ち物を選びます。双方向なので持ち物も色々とあります。
そして技ですね。技を選ぶとその技のダメージが下に表記されますが、にぎりつぶすなどの威力が変わる技は「変化後の威力」を算出します。そして威力が変わる要因が他に存在する技(しおふき、おはかまいり等)はそれらに対応したものが出現するようになっています。
ツタこんぼうのようなタイプそのものが変わる技であっても、変化後のタイプが出るようになっています。そして下部には急所、自分の壁、やけど、マヒ、どく、相手の場のステロなどの切り替えボタンがあります。これらを切り替えることでそれぞれのダメージ計算結果が変化します。
そして一見役に立たなそうなマヒですが、この双方向計算ではお互いの素早さ実数値を元に計算順序が変わるようになっています。優先度の高低も考慮しています。そのため、相手がマヒであれば先に動けてこのぐらいのダメージを与えれるというのが直感的にわかります。
わざ検索
従来のわざ検索をポケモン検索に統合し、1画面内の切り替えで表示できるようにしました。それに加えて、PGO図鑑アプリでも搭載した「長押しによる覚えるポケモン検索」の機能をこちらにも搭載しました。
長押しすることでその技を覚えるポケモンのみが出力されますが、それに加えてわざの特徴ごとの検索も可能です。例えば連続と入れれば連続攻撃技のみ出力されますし、マヒと入れればマヒに関する技のみが出てきます。
タイプ別・特殊か物理か変化も選べますし、技名の部分一致による検索も可能です。
ポケモンの詳細ステータス
検索でそれぞれのポケモンの行をタップすると、それぞれの詳細画面に遷移します。そこでは種族値、ステータス実数値、覚える技、タイプ相性などが見れます。
ここは以前のバージョンとそこまで大きく変わっていませんが、種族値とLv50実数値の計算機能を1箇所にまとめました。これによりぱっと見た時にわかりやすいかなと思います。HP調整の項目は以前のバージョンにもありましたが、そこだけ完全に作り直しました。
それぞれ用途に応じて努力値を振る時に計算の手間を省けるかなと思いますが、かなり細かい調整をする時には向きません。火力指数はそのポケモンが覚える技・特性・天候を考慮した時の指数です。
ポケカ向け機能
2.1.4から、ポケカのダメカン管理機能が使えるようになります。作った理由はシンプルで、ダメカンがなくても気軽にポケカを楽しめるようにって思いからです。
相手側・自分側で分かれていて、それぞれタップすると個別にダメージを増減させる画面が出てきます。各マスの中にある特性というのは、「はたらくまえば」などのターン中に使える特性の使用有無を記録するためのものです。
GX技やVSTARに関してはレギュレーションによっては使わないと思いますが、一応作っておきました。それとエクストラのスカイフィールドに関してはムゲンゾーンをお互いに有効にしてください。追加で3匹分のベンチマスが出てきます。
ゲーム終了時には右上の「全てのダメカンリセット」を押すと、全てのダメカンを0にすることができます。(2.1.4配布時点ではお互いのバトル場のダメカンをリセットし忘れています。次の更新では修正されています。)
その他、ゲーム中にたまに出てくるかもしれない特殊状態に関する説明も載せました。今後はダメージ計算機も搭載予定です。
このポケカのダメカン管理機能に関しては完全無料です。1日の利用制限とかは設けておらず、誰でも使えます。
最後に
今回、新たに作り直してリリースに至りましたがまだ特性の対応漏れだったり、計算機能が100%できていないところもあると思います。これから対戦する時間が増えると思うので自分で実際に使ってみてこれが未対応とかがあれば分かる範囲で実装していきます。
今後の目標としてはiPad対応を視野に、開発を続けていきます。