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はじめに
個人で商品の作成と販売をしている方向けに販売の記録と振り返りなどを簡単に行えるアプリを作成して配布していますが、それをさらに色々と機能を付け加えて強化したアプリを作成しました。
リリースは9月のiOSやmacOSのアップデートが配信された後を予定しています。
無事リリースされました。
機能紹介
このアプリは前身の販売管理SPの機能はそのままに、色々と改修した感じになっています。以下の通りです。
- 販売時のタグ(客層/イベント名など)を自由に設定し、販売時に幾つでも選べます。
- 支払い方法も専用のタグを作成し、販売時に1つだけ付与する事ができます。
- 扱う商品の登録と、在庫の管理が行えます。
- 注文を受けたときにその注文内容の保存、確認、変更が行えます。
- 生産する予定日を登録し、その日に進める注文内容を設定できます。
- 生産した商品を登録すると、注文の消化と在庫数が変動します。
- 販売データは日別/月別/年別/通算/商品別/タグ別の6種でみる事ができます。ただし日別以外は有料の1ヶ月300円のサブスクリプション制となっています。
- 材料のデータ登録、購入個数などの登録。
以上の全てはSwiftDataを使用しており、iCloudを利用してAppleAccountでサインインしている全ての端末でデータが同期されます。
このアプリはiOS/iPad/watchOSの3デバイスで使用できます。iOSとiPadは画面のレイアウトが異なるだけで基本機能は全て同じです。watchOSのみ、画面の大きさや操作感の関係で機能を絞っています。
watchOSでできることは以下です。
- 商品の販売と休止の切り替え
- タグの作成とオン・オフの切り替え
- 支払いタグの切り替え
- 材料の名前と金額、買った個数と日付の確認
- 注文内容確認と状態の変更
- 商品の販売
このような感じに制限しています。
使い方
基本的な機能は前身の販売管理v1と違いはありません。そっちも知らないよって方向けの紹介になります。
タグ関係
タグは今回リニューアルした機能の1つです。販売管理v1では1回の販売につき1つのタグ的なものを付与するだけでしたが、リニューアルで複数設定できるようにしました。
客層、イベントなど好きなように作って付与する事ができます。
商品関係
商品は前は在庫数をカウントする機能はありませんでしたが、v2では在庫数が生産/販売に連動して増減するようになっています。商品を無料配布したとかで在庫数が変動する場合、それぞれの商品管理画面で在庫数を増減させることも可能です。
前身のメモ・販売状態の休止とかの切り替えもあります。
材料関係
作って欲しいと言われたので作りましたが、実際にどれだけの方が利用しているのかわからない機能なので必要最小限の実装と言った感じになっています。
購入する材料の名前だけを最初に保存します。次に材料を購入するときにその材料をタップし、購入時の金額と個数を入力して保存します。
前身ではあらかじめ材料と値段をセットで保存していましたが、購入時にセールとか店によって違うとかあると思うので別々にしました。
販売関係
販売時に商品名と個数を設定し、データを保存します。このときのタグは複数選択可能になっていて、支払い方法のタグも専用で保存できます。
販売時に関しては日付はデフォルトでは自動保存ですが、選択して保存することもできるようになっています。
注文関係
注文を受けてデータを保存したいときに使ってください。販売予定の日付が決まっている場合、日付を選択して保存することもできますが未定の場合は未定で保存も可能です。
タグ、メモ、商品と個数を保存することでデータが残ります。
注文一覧では受けた注文の進行状況別にみる事ができます。一番最初はデフォルトで「受付」になっています。生産予定でこの注文一覧から未完のものが一覧で出てきます。そこで注文を選ぶと注文のステータスが「実行中」となります。
注文の全商品の作成が完了した状態になると、自動的にその注文は「完了」になります。
また、保留やキャンセルの状態も記録できます。
生産予定関係
生産予定は使っても使わなくても構いません。この機能は「生産予定日に消化したい注文を保存しておく」というものです。キッチンのレンタル日とかに注文を選んで保存しておくと、その日の生産個数が注文全体の個数を上回っている場合、自動的に注文のステータスを更新していきます。
その他
その他ではタグ関係、販売統計、サブスク関係をみる事ができます。統計は無料だと日付別のみです。サブスク(1ヶ月300円)に登録すると、通算・月間・年間・商品別・タグ別のデータを見る事ができるようになります。
最後に
このアプリは前身のリニューアル版として作成しました。原価率とか税金関係とかの機能は当然ながらありません。それでもいいという方、watchOSとの連携で使いたい方は販売管理v2を利用してみてください。
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